テキスト経営学[第3版]:基礎から最新の理論まで (MINERVA TEXT LIBRARY 5)

著者 : 井原久光

• ミネルヴァ書房 (2008年3月30日発売)

作品紹介・あらすじ

好評の入門書をさらに使いやすく改訂。新会社法に対応、また、経営戦略論の新しい潮流をカバー。基礎用語や概念を整理しながら、ケーススタディなどを通じて学生やビジネスマン自身が独学できる機会を提供する経営学の入門書。

感想・レビュー・書評

[sagami246さんの感想 · 2024年4月1日]

本書は、大学での経営学の講義用の教科書として編まれたものである。従って、経営学の基礎・初歩を、広く浅く解説したものである。
私が感じた本書の特徴は、割と「学説史」的な記述が多いことである。経営学の発生時点から、例えばテイラー・ファヨール・メイヨー（人間関係論）・行動科学（マズローやハーズバーグ）・バーナード・サイモンの主張に関しての説明が続く。それも、各学者の「生い立ち」等から述べられている場合も多く、それぞれの学者の主張がどのような時代背景を持っているのかについての説明に多くの紙数を割いている。あまりそういう構成の経営学の入門書を読んだことはなく、そういう意味ではユニークなものだ。

[minerva-48さんの感想 · 2021年5月1日]

非常に分かりやすく、コンパクトに整理されている。初学者には最適なテキスト。公務員試験対策にも有効。

[鳥取看護大学6期生・鳥取短期大学50回生（2020年度）ブックリストさんの感想 · 2020年3月11日]

田村剛先生　おすすめ
23【専門】335.1-I

★ブックリストのコメント
経営学テキストの定番である。基礎から最新の理論まで、経営学で取り扱われているトピックスをすべて網羅しており、かなり詳しく解説している。経営学を勉強するならこの1冊。

[つばさんさんの感想 · 2010年11月22日]

読んでいます!!
ただ全てを読む事は難しい・・・。必要な際に知識として活用は最高です。
また社会にでる際に、全て網羅する必要ありかと・・・。

[chikkushoさんの感想 · 2010年9月12日]

内容もさることながら、読み手への配慮半端ない。

[水越誠さんの感想 · 2008年10月23日]

経営学入門書にお勧め。

著者プロフィール

東京富士大学学長・経営学研究科教授
1976年慶應義塾大学経済学部卒業、82年早稲田大学第二文学部卒業、84年インディアナ大学経営大学院修了（MBA）、2009年中央大学大学院総合政策研究科後期博士課程修了（博士（総合政策））。1976年日産自動車株式会社、88年以降、産能短期大学、長野大学教授、インディアナ大学客員研究員、東洋学園大学教授を経て2019年より現職。

「2021年 『戦後労働史研究　日産・ルノーアライアンス オーラルヒストリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」