- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623057818
作品紹介・あらすじ
どうしたら、聴衆を惹きつける演説ができるのだろうか-。本書は、政治の本質ともいえる「ことば」の観点から、今日の日本政治を見直す。2009年8月の衆議院議員総選挙前における選挙演説をケース・スタディに、さらにレーガン、オバマらとの比較も交えて「選挙演説」の実態を調査、分析した「政治家たちはかく戦えり」の記録。
感想・レビュー・書評
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政治家の選挙演説の構成、展開、言葉遣いなどを様々な切り口で分析し、効果的な演説とは何かを掘り下げている。
大きな会場で講演する場面はもちろん、小規模な企業内研修やプレゼンなどでも使える知恵が多数ちりばめられていて、惹かれる語り、インパクトを与えるプレゼンとはどんな特徴があるのか、どのようにすれば再現できるかが具体的に分かる。
ただ、Decker Communications の引用が多く、分析視点の多様性に乏しい印象が否めない。また、せっかく分析しているのに再利用可能なスキルとして体系的にまとめていない知見もあり、もったいない気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・6F開架:809A/A99s//K
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社会
思索 -
"公共の場で聴衆に何かを語るべき立場の人にはとても参考になる本。
選挙期間中に政治家がどんな演説をしてきたかをつぶさに記録、分析して聴衆を引き付ける要素とは何かを探り出している。
政党の党首、若手の注目議員、アメリカ大統領の演説まで。
読みたいと思い本棚にあったもの、本日参議院選挙投票日に読んでみた。
残念ながら、街頭演説を聞く機会はほとんどなく、ニュースで垣間見る程度。
魅力と実力を兼ね備えている人物を見極める一つに手段が、街頭演説のスタイルで見極めること。聴衆を意識しているのか?話の中身は伝わってくるものなのか?知名度もない新人候補はこうした場一つ一つが真剣勝負。
ユニークだし、楽しめたし、参考になった本。" -
p15まで読んだ。