西郷隆盛と幕末維新の政局: 体調不良を視野に入れて (大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書 第 19冊)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623060061

作品紹介・あらすじ

明治維新の最大の功労者、西郷隆盛の実像はいかなるものであったか。本書では、従来注目されてこなかった西郷の体調不良に関心を払い、征韓論政変が勃発するに至った背景を探る。また西郷のストレス源をたどる過程で改めて浮かんだ幕末政治史最大の課題、すなわち薩長両藩が武力倒幕を決意したのはいつの時点かについての解明にも取り組み、最終的に薩長両藩対徳川勢力という対立の構図(薩長連合史観)の克服を目指す。

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著者プロフィール

1950(昭和25)年、大分県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。中央大学博士。専攻は幕末史を中心とした日本近代史。現在、大阪経済大学特別招聘教授。主な著書に『その後の慶喜』(ちくま文庫)、『西郷隆盛』(ミネルヴァ書房)、『西郷隆盛 維新150年目の真実』(NHK出版新書)、『ある豪農一家の近代』(講談社選書メチエ)、『老いと病でみる幕末維新』(人文書院)、『江戸幕府崩壊』(講談社学術文庫)など。

「2018年 『歴史を知る楽しみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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