交流分析にもとづくカウンセリング :再決断療法・人格適応論・感情処理法をとおして学ぶ

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623073504

感想・レビュー・書評

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  • 医学部分館2階心理学 : 146.8/KUR : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410170975

  • これは良書。かの地の学者の説をダラダラと説明するのではなく、交流分析の発展を追いながら、具体的な事例も付され、実践的。

    交流分析は拮抗禁止令とか謎の専門用語が多く、そういう概念を理解するだけでも一苦労である。訳語の問題もあるだろう。

    本書はエリック・バーン世代の交流分析の限界から、再決断療法等へ至る経過が書かれ、そこには必然性が感じられた。

    杉田先生の入門書を読んで、内容が薄っぺらいなあと思われた方に。実際のセラピーで使える交流分析を目指すために、本書は必読。

  • 思考型くつろぎ

  • 入門書として最適。人生脚本書き換えていこうな。

  • TAというとセルフケアのイメージが強かったのだが、本書を読み終えるとそれだけではないことがよく理解できた。

    TAなんかの力動の理論は「ある点」についてはきれいに説明できるものの、全体としてみると?という感じもしないでもないので、いわゆる真実からは程遠いしトンデモ系と言われればそれまでなのだけど、やはり「ある点」においては圧倒的な強みを発揮するのだな、という感じでした。

  • ◆そのまま実践にいかせる交流分析の専門書。
    各人格の箇条書きインサイト、事例、マトリックス一覧など多方面からいろんな立場の人の心理を読み解けるという点でわかりやすく、おすすめです。もちろん、実際にカウンセリングを受けてる方にも。ただ、がっつり専門書なので初心者向けではありません。

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著者プロフィール

1963年生まれ。博士(学術)、臨床心理士・公認心理師。桜美林大学大学院博士課程卒。長崎大学医学部客員研究員、(株)メンタルサポート研究所代表、山の手クリニックカウンセラー。交流分析や感情処理法を使ったカウンセリングを行うかたわら、カウンセラーの養成にも注力している。また刑事施設でこれらの理論を活用したプログラムを作成・実施している。アルコール依存の更生プログラム・ギャンブル依存の更生プログラムの作成にも携わる。主な著書に、『いじめで受ける心の傷とその対処法』(倉成央名義、チーム出版、2009年)、『震災の心の傷みを癒やす方法』(倉成央名義、大和出版、2011年)『交流分析にもとづくカウンセリング』(ミネルヴァ書房、2015年)などがある。

「2023年 『カウンセリングに活かす「感情処理法」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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