乳幼児期のことばの発達とその遅れ:保育・発達を学ぶ人のための基礎知識

著者 : 小椋たみ子 小山正 水野久美

• ミネルヴァ書房 (2015年10月17日発売)

感想・レビュー・書評

[snow--tさんの感想 · 2016年1月9日]

ごく最近の研究成果でも裏打ちされた、ことばの発達についての知識がまとめられた本。

「ことばとは何か？」について多角度から考察されており、子どもがいかにしてことばを獲得していくかの道筋やそのキーポイントを見通す事ができる。
また、「語の意味はどのようにしてわかるか？」「『了解問題』からみることばの発達」などを理解していくにつれ、言語習得段階の子どもがどのようにことばを処理しようとしているかを理解する事ができる。

著者プロフィール

大阪総合保育大学教授，神戸大学名誉教授

「2016年 『日本語マッカーサー乳幼児言語発達質問紙の開発と研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」