- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623083794
作品紹介・あらすじ
論文を書くとはどういうことでしょうか? 本書は、社会科学系領域の学生向けの論文執筆入門書です。研究の進め方、論文の書き方や注意すべき点などについて進行段階別に解説しています。学部学生、修士課程の大学院生とともに活用できる内容となっています。さあ、本書を片手に、論文執筆を始めましょう!!
感想・レビュー・書評
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九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1304799 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50119206 -
『書く作法(ルール)を知る(入門編)』
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/619817 -
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研究テーマは、従来明らかにされていない具体的な解明や説明がなかった点にする。
研究目的を明確にする。書く人にとっても範囲の自覚ができる。
そのテーマに学術的関心をもつ人に対して新たな知見を提供することが大前提。
既知の認識=先行研究に言及しないものは、随筆、評論にしかならない。
先行研究レビューをする。レビューがなければ論文と呼べない。OPAC、CINII、Webcatplus、Ebscohostなどで調べる。
新聞、データベースも検索する。
既存の記述物で事実や実態を調べた結果は、調査学習の成果だけ。先行研究レビューが不可欠。
先行研究では不十分ではないか、から研究が始まる。
結論を短絡的に書かない。
理論と分析枠組み=理論は抽象的。それを具体的に使えるようにしたものが分析枠組み=フレームワーク。
分析枠組みは理論が背景にある。モデルや図式、分析方法、分析指標。
先行研究を批判的に読む。仮説検証型研究ができない場合は、探索的研究(研究上の問題点や論点を明らかにする)ことでもよい。実態把握重視型研究や事例研究など定性的研究。
データによる検証。
定性的研究では、事例研究、アンケート、面談、ヒアリング、現地調査など。
本文の第1章から始めるか、「はじめに」「序章」から始めるか。その場合、「終わりに」「終章」が必要になる。
第1章は目的、問題意識、先行研究、研究方法など
各章の最後にまとめとしてしますとわかりやすい。
第2章以降は分析、検討結果の解釈、考察、
最後に、〇章 結論、とする。新規性を入れる。 -
■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001134541