- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784624111960
作品紹介・あらすじ
ヒトラー政権に抵抗したドイツ人学生グループ「白バラ」。東西ドイツ統一により発掘されたナチ一次資料から、いまはじめて「白バラ」の肉声が明かされる-映画『白バラの祈り-ゾフィー・ショル、最期の日々』の背景資料集。
感想・レビュー・書評
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ミュンヘン大学医学部の男子学生2名と、3児の父、医学生の妹で、生物学と哲学を専攻していた女子学生が、1943年2月22日にゲシュタポにより処刑された。
ハンス、ゾフィーは兄妹でナチス政権を批判するビラを撒いた、兄妹は同じ日に処刑された。
医学生が3人いた。
彼らは、ユダヤ人虐殺を問題視していた訳ではなく、
ナチス政権の民主主義を否定、社会全体主義体制に危機感を抱いていた。
独裁体制に、危機感があった。
彼らは、ドイツ人、彼らがいた、
後世彼らの存在にドイツは救われる。
ドイツ人が彼らを処刑したのに。
ヒトラーは、負け犬である。
正々堂々と罰を受けなかったのだから。
もしナチス政権に深く信念を見い出していたのなら、自殺せずに堂々と逮捕されていただろう。
その部分がヒトラーの俗物ぶりが分かる。
ナチスは、ヨーロッパに蔓延る反ユダヤ主義を利用して、ユダヤ人の財産を奪い経済を立て直し、ユダヤ人を公職から追放することにより、ドイツ人の失業率を下げた。
戦争もやむを得ず起こした。
自殺すれ前になぜこ正々堂々逃げ回らず出てこないのだ?
徹頭徹尾負け犬根性丸出し。卑怯な男だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画『白バラの祈り』の資料集。映画のためのタイアップ作品ではなくして、映画制作の過程で調査された内容を元にして新たな解釈を試みる労作である。
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