Rによるテキストマイニング入門(第2版)

著者 :
  • 森北出版
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本棚登録 : 124
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784627848429

作品紹介・あらすじ

フリーの環境を使い,実践しながらひと通りの手法を学べる入門書です.ネット上にあふれる膨大なテキストデータを効率よく収集・分析する方法や,アンケート結果をデータに置き換えて分析する方法を紹介します.
初心者はもちろん,さまざまな手法を知りたいという読者にもおすすめです.

〈おすすめポイント〉
・基本的な手法のほか,ウェブスクレイピングやトピックモデルといった,最近注目の技術も紹介.
・ネットワークグラフ,ワードクラウドなどの可視化機能をふんだんに利用.データの特徴をつかむのに役立つ.
・実践には統合環境RStudioを導入.RStudioでは,マウスによる直感的な操作ができ,コードの補完機能などもあるので,簡単・快適に作業をすることが可能.

テキストマイニングの定番書を,Rのバージョンアップや新機能に対応して大幅にリニューアルしたものです.さらに使いやすく,充実した内容となっています.

感想・レビュー・書評

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  • 基本的にパッケージ化された技術が紹介される
    実務で必要な際に参照する本だろう

    マーケティングでの利用
    顧客のクレーム解析、改善の利用
    顧客にどの言葉が響くのか(たとえば低カロリーを押すことで売り上げが伸びたとか)
    製品の評価、企業のイメージ調査など
    商品の問題点のアーリーなフィードバックに役立つ(リスク管理)

  • 具体的なコマンド、操作まで踏み込んだテキスト。
    「Rで学ぶ日本語テキストマイニング」(ひつじ書房)が、どんなことができるかの概要を説明する色が強いのに対して、こちらはコードも詳細。

  • このソフトには,Wikipediaなどのコンテンツがデータベース化されており,学生が提出したレポートを入力すると,類似の内容がインターネット上のテキストにないかを検索したうえ, もしも怪しいと判断された場合には類似度を数値で示してくれる.

    こういったことを知財でもできないかと思って、Rの勉強しています。具体的には公知例調査。アイデアを入力すると、それに近い公開特許を出してくれるというもの。社内にもそのようなツールはありますが、入力内容が良くないのか、アルゴリズムを理解できていないのか、いまいちピンときていません。

    自分で作るとなると一生かかってもできなさそうなので、"アルゴリズムを理解できていないのか"が原因としたら、まずは勉強してみよう、ということでRで公知例調査ツールの簡易版でも作ってみようかと思います。

  • 請求記号 007.6/I 72

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著者プロフィール

●石田 基広(いしだ・もとひろ)
徳島大学大学院 教授
大学ではプログラミング、データ分析、テキスト分析などの科目を担当している。著書に『新米探偵データ分析に挑む』(SBクリエイティブ)、『とある弁当屋の統計技師』(共立出版)、『Rによるテキストマイニング入門』(森北出版)など。

「2022年 『Pythonで学ぶテキストマイニング入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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