実践 Rによるテキストマイニング:センチメント分析・単語分散表現・機械学習・Pythonラッパー

著者 :
  • 森北出版
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784627885110

作品紹介・あらすじ

今やテキストマイニングは,文章を単語に切り分けて,単語の出現頻度を数えるだけにはとどまりません.

商品やイベントに対するSNS上の意見をポジティブ・ネガティブに分ければ,何が評価されて,どこを改善すべきかが一目瞭然.
政治家の演説のトピックが,時代とともにどう移り変わってきたかを解析すると,社会の変化を見て取ることもできます.
小説の話題展開の流れや,登場人物とキーワードの結びつきも,自動で分析可能です.


文書解析で本当にやりたかったこれらのことは,Rで手軽に実現できます.

テキストマイニング定番書の著者による,次の一歩のためのやさしい手引きです.
[もっと基本的なことから学びたい方は,同著者による「Rによるテキストマイニング入門[第2版](森北出版)」もご覧ください]

〈本書で扱う主な内容〉
●センチメント分析
 日本語極性辞書を用いて,単語の極性からテキスト全体がポジティブかネガティブか判断.
●単語分散表現
 単語の頻度だけでなく,出現位置に注目し,単語どうしの意味の関連性を数値化.
●機械学習,ディープラーニング
 機械学習を用いて,より高度な解析も実現.Pythonを前提とした訓練済みモデルやディープラーニングのフレームワークも,RStudioから簡単に利用可能.

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 分かりやすく教えてくれて良い。川端他([2018]2020)『Rによる多変量解析入門』(オーム社)と合わせれば、社会科学の多変量解析のRStudioでの実践がよりスムーズになる。

    データクリーニング系のRの基礎知識があれば、とても良心的な本でおすすめである。個人的には、第二章のセンチメント分析が、もう少し専門的研究にも堪えうる前提を提示してくれれば、より実践的になると考えた。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

●石田 基広(いしだ・もとひろ)
徳島大学大学院 教授
大学ではプログラミング、データ分析、テキスト分析などの科目を担当している。著書に『新米探偵データ分析に挑む』(SBクリエイティブ)、『とある弁当屋の統計技師』(共立出版)、『Rによるテキストマイニング入門』(森北出版)など。

「2022年 『Pythonで学ぶテキストマイニング入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石田基広の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×