これならわかる!ナビゲ-タ-世界史B (1)

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  • 山川出版社
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本棚登録 : 107
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634030657

感想・レビュー・書評

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  • 鍋敷きなどに丁度いいと思います

  • さらっと読める
    かといって頭に入るとまでは言えないが
    教科書を読むよりはいいのだろう
    歴史はまず骨格を掴まないとねぇ

  • ・神聖文字の解読では、18世紀末にナポレオンがエジプト遠征をした時に発見されたロゼッタ=ストーン(現在は、ロンドンの大英博物館に展示されている)をもとにした、フランス人のシャンポリオンによる解読が重要です。ロゼッタはナイル河口にある町の名ですが、ここで発見された石の表面に3種類の文字(一番上の段にヒエログリフ<神聖文字>が、2段目に民用文字が、3段目にはギリシア文字)が書かれていました。

    ・タレス……前7~前6世紀に活躍し、「万物の根源は水である」という言葉で有名ですが、前585年5月28日に起きた皆既日食を予言したり、ピラミッドの高さを測ったのも彼の業績とされています。

    ・ヘラクレイトス……「万物は流転する」という言葉を残し、「宇宙の根源は火である」と考えた哲学者です。

    ・グレゴリウス1世はローマ人貴族の家に生まれたのですが、私財をなげうってカトリックのためにつくし、教皇の地位にのぼりつめた人です。彼はゲルマン人、特にアングロ=サクソン人に布教してカトリックの信者を増やし、ランゴバルド人やコンスタンティノープル教会からの圧力に対してローマ教会の権威を守りました。また「グレゴリオ聖歌」と呼ばれる教会音楽の基礎をまとめたことでも有名です。

    ・ジャンヌ=ダルクについては、いろいろな逸話が残されています。彼女はロレーヌ地方のドンレミ村の農家で生まれ、13歳の時に「フランスを救え」という神のお告げを聞きました。そしてシャルルに面会を求め、与えられたわずかな親衛隊を率いてオルレアンを包囲していたイギリス軍を撃破し、その後まもなくシャルルが正式なフランス王となるための戴冠式をあげさせました。この時ジャンヌはわずか17歳でした。しかしジャンヌが翌年捕虜となった時、シャルルが彼女のための身の代金を支払わなかったために彼女はイギリス軍に引き渡されて宗教裁判にかけられ、その翌年に「魔女」と断定されてルーアンで火あぶりの刑に処せられました。火あぶりの熱い炎のなかで、ジャンヌがイエスの名を呼びながら19歳で死んでいった様子は多くの物語に伝えられています。

  • ST9a

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著者プロフィール

1958年東京都生まれ/1984年工学院大学建築学科修士課程修了/1984〜90年黒川紀章建築都市設計事務所勤務/1985〜86年フランス・マルヌ・ラ・ヴァレー新都市開発公社EPA Marne研修生/1992〜93年文化庁芸術家インターン/1995〜99年早稲田大学建築学専攻博士課程/1999〜2007年東北芸術工科大学生産デザイン学科助教授/2007〜10年首都大学東京システムデザイン学部准教授/2010年工学院大学建築都市デザイン学科教授、2011年〜同大学建築学部教授

「2022年 『黒川紀章のカプセル建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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