スワヒリ都市の盛衰 (世界史リブレット 103)

著者 :
  • 山川出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634349414

作品紹介・あらすじ

インド洋を介して、アフリカがアラブとインドに出会った舞台-黄金、象牙、そして奴隷を求めて、多種多様な商人が狂奔した舞台-やがて、ポルトガルがやってきて、略奪・虐殺を繰り返す。そして、アラビア半島から王がやってきた。王がいて、貴族がいて、平民がいて、奴隷がいた。それが、東アフリカ沿岸部のスワヒリ都市。その栄華に目をつけたのが、アメリカ、イギリス、フランス…、植民地化の足音がせまってくる。あまり知られていない世界史の裏庭を、一緒に歩いてみませんか。

感想・レビュー・書評

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  • TC2a

  • (後で書きます。良書)

  • 最近、高校世界史でもムスリム商人やインド商人らによるインド洋交易圏が注目されています。それにともない、東アフリカ沿岸地域、いわゆるスワヒリ地域の交易都市も注目されています。マリンディやモンバサ、ザンジバルやキルワなど最近よく見ます。これらの地域は現地のバントゥー人以外にもアラブ人やムーア人など多様な人々が居住し、オマーンやヨーロッパの領土にもなりました。実に多様な歴史と文化を持つ地域です。普通、サハラ砂漠以南を「ブラックアフリカ」といいますが、この言葉は誤解を招きかねない言葉かもしれませんね。

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著者プロフィール

元・宮城学院女子大学教授

「2013年 『オルタナティヴの歴史学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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