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- Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634349452
作品紹介・あらすじ
十字軍とは何か。現在でも「十字軍」はイスラームとキリスト教の対立を表象する言葉としてしばしば言及される。しかし、二〇〇年におよぶ十字軍運動を、海を渡る人と物の大規模な動きというまなざしで捉えると、異なった光景が見えてくる。十字軍運動は地中海を利用して人を運び、馬やものを運んだ。本書ではイスラーム史や西洋中世史の文脈にとどまらず、地中海という共通の活動の場を持った人びとの営みとして十字軍を考えてみたい。
感想・レビュー・書評
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教科書みたいに淡々としてる。
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十字軍と地中海
1 十字軍以前の東地中海世界
2 十字軍国家の形成と海上輸送
3 対立構造の明確化
4 戦争と共存
著者:太田敬子(1957-、中東史) -
十字軍と海洋貿易との関係とか、その後のルネサンスとの関連とか、ふわっと知ることができたのは良かったのですが、
いかんせん中央アジア系の歴史に疎いもんで、
人物名とそれらの関係性がこんがらがってよく理解が進まなかったのが残念なところでした。もちろん残念なのは私の脳みそで、この本ではありません。
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