大王と地方豪族 (日本史リブレット 5)

著者 :
  • 山川出版社
3.25
  • (0)
  • (4)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 28
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634540507

作品紹介・あらすじ

大和政権の大王は、どのようにして地方豪族を支配したのだろうか。また逆に、地方豪族は、なぜ大王に従属していったのだろうか。本書では、『宋書』倭国伝に載る倭王武の上表文、五世紀後半の鉄刀銘にみえる「獲加多支鹵大王」(ワカタケル大王)と杖刀人・典曹人、『日本書紀』に伝える筑紫君磐井の乱、武蔵国造職をめぐる争いなどの反乱伝承、これらを材料に、大王と地方豪族との関係を立体的に考えていく。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 倭の五王の時代について分かりやすく解説されています。
    地方豪族の勢力についてや、獲加多支鹵の剣、雄略天皇について詳しく書かれて、わたし的には資料としてありがたい本。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1950年、神奈川県生まれ。1981年、北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、成城大学名誉教授、博士(文学) ※2022年3月現在
【主要著書】『日本古代の王権と王統』(吉川弘文館、2001年)、『物部氏の研究』(雄山閣、2009年)、『古代国造制と地域社会の研究』(吉川弘文館、2019年)

「2022年 『物部氏 古代氏族の起源と盛衰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠川賢の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×