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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635047371
感想・レビュー・書評
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(01)
特異な山の経験や知識(*02)が語られるわけではないが、90年代の南アルプスの初歩的な山行の記録として読むことができる。
多忙であったであろう著者が政治活動の合間に、当時の携帯電話で下界と連絡調整をとりつつも、山を、とりわけ南アルプスを歩いたという事実は興味深い。また、娘夫婦と行動をともにしているという点でも、やや異数ともいえるのではないだろうか。
(02)
一般的な知識のうちではあるかもしれないが、地学的で地理的な南アルプスの理解があり、東京大学理学部出身の著者の素養の一面を垣間見ることができる。また、平家物語や歌舞伎、アーネスト・サトウや武田久吉、ウェストンの山行の記事も紹介されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミュニストとしての不破さんが山好きの一私人として描くっ南アルプスが身近に感じられた。
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