山のパンセ (ヤマケイ文庫)

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 247
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635047654

作品紹介・あらすじ

2019年11月3日放送BS1スペシャル紹介で注目!
当時、40歳代の串田孫一の、山にまつわる思想、思索などを平易な文章で綴った随想集。四季にわたって山行をした紀行も多く、内容はバラエティに富んでいる。1957年に実業之日本社から出版され、好評を博し、62年『山のパンセ2』、63年『山のパンセ3』があいついで出版された。本著作は全91編を収録し、1冊に合本されたもの。超ロングセラーとなった串田文学の代表作である。

感想・レビュー・書評

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  • 小林聡美さん・串田和美さん「朗読と音楽」 信毎MGで11月27・28日 | 信毎読者サイト なーのちゃんクラブ
    https://nano.shinmai.co.jp/info/soumu/42950/

    山のパンセ | 山と溪谷社
    http://yamakei.co.jp/products/2813047650%20.html

    岩波文庫版と収録作はどれくらい違うのかな?

  • 実際に読んだのは、実業之日本社の古い本。

  • 新聞でおすすめ

  • 登山ブームもまだ起きていない50年前に山に向かった人による、山でのあれこれについての思索の記録。弱音を吐いたり人の目を気にしたり、とても人間くさい想いが吐露されているエピソードもあれば、雪や岩から気温まで、山で見たり感じたりするものついて丁寧に、詩情豊かに描かれている。
    出会った瞬間に「絶対この本は好き」と確信して、読み始めて改めてその直感が正しかったことを確認した。
    パラパラめくってたまたま手が止まったエピソードを読む。
    旅のお供に最高の一冊。

  • BS1スペシャル紹介で注目!
    当時、40歳代の串田孫一の、山にまつわる思想、思索などを平易な文章で綴った随想集。

  • 登る者の気持ちをこれほど詳らかに著してある本は、少ない。登山に向かう心は、いつも微妙に揺れ動く。その細かな有様をさらりと書き綴ってある。その表現力に舌を巻く。

  • 峠•高原•風

    君は旅をよくしている。山のみちを歩くことがうまい。時にはみちのないところを、不安なしに歩いてみせる。しかし、どこかに滞在したことがあるだろうか。すばらしい滞在を。
    それも余儀なくさせられて結果が満足にあたいするようなものになったというのではなく、一つの計画としての滞在を。もしそれらをする気なら、君にふさわしい高原を教えよう。
    そこをただ通りすぎようとしても、あまりにもったいない豊かな高原を。

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著者プロフィール

哲学者・詩人・随筆家

「2022年 『寺田寅彦随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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