ヤマケイ文庫 牧野富太郎と、山

著者 :
  • 山と渓谷社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635049634

感想・レビュー・書評

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  • 読むと、牧野富太郎と一緒に山を歩きたくなるエッセイ集発刊!|株式会社インプレスホールディングスのプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005088.000005875.html

    ヤマケイ文庫 牧野富太郎と、山 | 山と溪谷社
    https://www.yamakei.co.jp/products/2822049630.html

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    解説/梨木香歩

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      牧野富太郎博士と一緒に、山を歩きたくなるエッセイ集|ヤマケイの本|note
      https://note.com/yamakei90_/n/n...
      牧野富太郎博士と一緒に、山を歩きたくなるエッセイ集|ヤマケイの本|note
      https://note.com/yamakei90_/n/n32f83c304f7f
      2023/05/09
  • 朝ドラ中の積読からようやく年内に読了。 紀行文かと思いきや、然に非ず。フィールドワークの記録が綴られ、「純粋さ」のもう一つの面である幼児性。とも評価される彼は、山では無くあくまで植物を追い続けた。その姿が垣間見える。

  • 朝ドラで話題の牧野富太郎の山にフォーカスしたエッセイ集。北海道から九州・大分県の山とそこでの植物との出会いを楽しげに語る。氏の描いた植物画や山のデータが添えられている。読みやすく植物への思いが伝わる。

  • 植物学者である牧野富太郎の著書を、山というテーマでまとめ直したエッセイっぽい体裁の本。ちょうど朝ドラの主人公だったので気になって購入。植物については詳しくないので読みにくかったが、学術っぽい部分は読み飛ばしても十分に面白かった。文章もライトでユーモアがあり、何となく牧野富太郎の人柄を知れたような気がした。

  • いいねぇ、ヤマケイ!
    あえて博士が「植物採集に行った山」や
    「山と私のおもいで」について
    書いたものをまとめて
    ハンディな文庫本で出してくれた。

    学会誌に出すような真面目なものから
    植物愛好家に向けた随筆
    講演会で話したものなどがあって
    やっぱり後者のほうがおもしろい!

    朝ドラのモデルになった
    植物学者たちの名前がちらほらと登場して
    ニヤニヤしながら読みました。

  • 題名通り牧野富太郎と山に関するエッセイを収録。富士山をああしたい、火の玉がどうの、ページ数が足りないなどやたら少年っぽさが溢れる。植物以外の知識も豊富で嫌味はなく、あっけからんとした語り口が軽妙。ただなんじゃもんじゃの話ちょっと待て

  • 百名山とは、また一味違う山行。牧野さんの足跡訪ねてみるかな。朝ドラに合わせたんだろうな…山渓やるな。

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著者プロフィール

1862年(文久2年)土佐国佐川村(現、高知県高岡郡佐川町)の裕福な商家と酒造業を営む家に生まれる。三歳で父を、五歳で母を失い、祖母に育てられる。幼少時から植物に強い関心を示し、小学校を2年で中退、好きな植物採取に熱中する。19歳の時、初めて上京し博覧会を見る一方、書籍や顕微鏡を購入する。22歳の時(明治17年)に再び上京し、帝国大学理科大学(現、東京大学理学部)植物学教室に出入りし、文献・資料等の使用を許可される。自ら創刊に関わった「植物学雑誌」に新種ヤマトグサを発表し、日本人として初めて新種に学名をつける。94年間の生涯で収集した標本は40万枚に及び、新種を初め1500種以上の植物に命名し、「日本植物分類学の父」と呼ばれる。

「2023年 『オリジナル普及版 牧野日本植物圖説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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