ときめく貝殻図鑑 最近「波の音」と暮らしはじめました。 (ときめく図鑑 Book for Discovery)
- 山と渓谷社 (2016年8月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635202329
作品紹介・あらすじ
最近、「波の音」と暮らしはじめました。貝殻を巡る5つのStory。
感想・レビュー・書評
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ただもう その素晴らしい造形に
ため息をつきながら 眺めるのみ ですね
いやぁ 本当になんでこんなに素晴らしいものを
貝が炭酸カルシウムをつかって 作り出したのか
本当に想像つかないですね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全く興味も知識もなかった世界。
どの貝殻もとても綺麗で本当にときめいた。規則的な構造や模様が魅力的。
本の構成も見やすく、情報量も少なくはない。良い本です。
ビーチコーミング行きたい!
・貝は軟体動物。イカやタコの仲間。
・10万種以上。昆虫に次ぐ種類の多さ。
・現在でも通貨として使われている。 -
同シリーズの『ときめくコケ図鑑』は、写真から実物の大きさがイメージしづらい点が不満だった。
一方、本作は、写真が鮮明かつ多方向から撮影されており、実寸大の比較写真もあるので、実物を非常にイメージしやすい。図鑑としても写真集としても優秀な本。
文からは、著者の貝への愛情がひしひしと伝わってくる。
以下、気に入った貝
・テンニョノカムリ…混じり気のない純白が眩しく、清らかな名前にぴったり。造形美にも惚れ惚れする。
・シロオビモモイロオトメフデ…苺味のドロップのよう。
・ツキヒガイ…左殻と右殻で色が異なるのが面白い。昼と夜、太陽と月にみたてた名付けも素敵。 -
再読。というか精読。
最初の感想を書いた時はパラパラめくって眺めた程度だった。
orangepecoeさんの感想に「大学生が書いたもの」とあり、「ン?!」となり、イチから精読した。
素晴らしかった!カテゴリーの分け方も女子大生の感性だし、1コ1コの貝の説明も分かりやすくて、柔らかくて(!)、可愛い(!)。すごくすごく良い!貝殻にものすごく興味がわいた。今すぐにでも海岸へ走っていきたい気持ちでいっぱいだ。最近使えるようになったスマホの「siri」に尋ねてしまったくらいだ「ヘイ、シリ!ここから海へ行くにはどこが一番近い?」と。夜中だったので午前1時くらいに鎌倉の海岸に到着とシリが教えてくれた。夜中じゃ貝殻が見えないだろうから、あきらめたが。。。
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薄く持ち運びのいい本ですが、図鑑。
最近鎌倉で桜貝を加工したアクセサリーを購入し、桜貝の愛らしさに心を癒されていたのですが、そして、美しい貝がいっぱいあることも認識していたけれど、いやいや本当にまったくもってして自然はなんて美しいものを作り出すのでしょうね。
パラパラとめくっているとき、美しさとは違うけれど、妙に心惹かれた貝の名前を見てみると、「ニッポンオトヒメゴコロ」
漢字で書くと「日本乙姫心」日本固有種だそうです。
地味な色味、プクっとした形、そう、いかにも日本のイメージ。なんと深海の中まで日本は日本なんだな。 -
大学生が書いた本と知りかりてみた。貝殻に対する深い愛情を感じる本。写真がとてもきれい。文章もよい。
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【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
珍しい貝がたくさん載っていて見ていて楽しかった。
日本では見たことがないオシャレカラーな貝や、普通に生活していたら出会えない水深500~800mに生息する貝までいろいろ。いい本です。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50019339 -
文章担当は日本貝類学会会員の大学生の女の子です。
ですます調の紹介文に時々「○○が可愛い」と言いきっていて、抑えきれないときめきが溢れています(笑)
0.3cmの貝(シラギク)や、樹上に暮らす貝(サオトメイトヒキマイマイ)、他の貝を体につけまくる貝(クマサカガイ)に、苺そっくりな貝(イチゴナツモモ)などなどなかなか楽しい。
表紙に載ってる貝がどうしても入れ歯に見えてしまうのですが、シロオビモモイロオトメフデという可憐なお名前だった(^_^;)
貝殻ミュージアムに貝殻グッズ、貝殻が出てくる名画や文学、貝殻の探し方・保管の仕方なども紹介されています。
ここ、ときめきポイントね。
この手のお手軽図鑑にはありがちで、前半の説明文はちょっと物足りないけど、最後にちょっとだけ学術っぽいページがあるのと、索引・参考文献をちゃんと載せてる所は良い。
総合評価としてなかなか高得点かと。
写真 / 大作 晃一
装丁・本文デザイン / 岡 睦(mocha design)/佐々木 志帆(キャデック)
イラスト / コーチ はじめ/増渕 芽久美 -
ときめくこのシリーズ、ときめきます。
本書に触発されて海外で貝殻を探したところ、
あきらかにBBQでこのされたサザエの蓋しかみつからなかった、
それも思い出