本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635510059
作品紹介・あらすじ
森の恵みを利用してきた日本人は「森の民」。木を知ることは、日本人を知ること。今こそ日本人の「原点」を学ぼう!日本を代表するサクラからウルシ、ツツジ、イチョウ、ブナ、マツなど代表的な13種の樹木の魅力を樹木医で森林インストラクターでもある人気講師が親切ていねいに解説。日本の自然と文化の礎となった「木」と友達になる本。
感想・レビュー・書評
-
今の日本の現状をかんがみ「これでは森の民の文化は足元から崩れてしまうという危機感」から、この本は生まれた。生活の中に深くかかわっている「木」について、多くの人にもっと関心を持ってもらいたいという思いが伝わってくる1冊だ。サクラ、ウルシ、ツツジ、イチョウ、ブナ、マツ、クリ、クスノキ、カヤ、スギ、ヒノキ、クワ、カヤノキ、といったおなじみの木々が取り上げられているが、その特徴などを記しただけのものではない。遠くは縄文時代から現代まで、我々の生活にどうかかわってきたのか、その土地の文化や建造物として、また食物として、生活用具や燃料として、さらには信仰とのかかわりなど、広範な話題でこれらの木にまつわるあれこれを伝えてくれる。自然から学ぶことは多く、かつ深いものだということを再認識させられる
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示