作曲はじめます! ~マンガで身に付く曲づくりの基本

著者 : monaca:factory 10日P ゆきしろくろ

制作 : 　 

• ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス (2021年2月21日発売)

作品紹介・あらすじ

【コミックエッセイ】作曲はじめました!

感想・レビュー・書評

[カミツレさんの感想 · 2023年3月15日]

DTMでの作曲の仕方を、漫画で解説している。
とても平易で、入門という感じの本。

[星薬科大学図書館さんの感想 · 2022年2月9日]

▼配架場所・貸出状況
http://opac.hoshi.ac.jp/opac/opac_details/?lang=0&amode=11&bibid=2000070498&srvce=1

[紺堂 倫理さんの感想 · 2021年5月5日]

良書である。

この「モナカファクトリー」という先生は、本当に教えることが好きなのだと思う（プロフィールに英語の教免も持っていると書いてあるし）。

とにかく、知識の伝授の仕方が優しい（易しい）。楽譜すらまともに読めなくなってしまった読者（私）に対しても、手取り足取り、懇切丁寧に教えてくれる。ゆきしろくろ先生が描いたマンガもポップでカワイイ。

ずっとボカロを聴いてきて、受け手なだけでも十分楽しいのだが、むくむくと「自分も作曲したい」という欲求が生まれてきた。DTMも、月1回のペースだが習い始めた。そんな折に書店でこの本を手に取った。

おそらくだが、いくらこの本が懇切丁寧に書かれているからといって、すらすらとあっという間に1曲完成、ということにはならないと思う（私の場合）。

この本をハブにして、ネットの情報を駆使したり、人に聞いたり、なんらかのDTMサークルに所属してみたり、なにかと苦労は付きものだと思う。

だが、楽しいのである。苦しさの中に楽しさがある。そのような経過において、この本はまるで伴走者のように寄り添ってくれる。

ぜひ、一読をおすすめしたい。

著者プロフィール

作曲家。ボカロP。小学校入学とともにピアノをはじめる。教本の練習は嫌いだったが、中学生時代に自分で好きな楽譜（ファイナルファンタジーシリーズなど）を買って弾くようになり、音楽の楽しさに目覚める。高校ではブラスバンド部でチューバを担当。大学時代に初音ミクに出会い独学で作曲をはじめる。音楽活動と並行しIT系会社に就職、プログラマーとなるも、音楽への興味により２年目に退職。以降フリーランスの作曲家として活動を開始する。歌モノからBGM制作まで総製作数は12年間で500曲を超え、動画サイトで100万再生を超える楽曲も発表している。作曲と並行して都内でピアノレッスンを行っており、楽譜が読めない楽器未経験者でも１日でピアノが弾けるようになると好評を得ている。

「2022年 『楽譜がよめなくても90分でいきなりピアノが弾ける本』 で使われていた紹介文から引用しています。」