日本刀よもやま話

著者 :
  • 雄山閣
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本棚登録 : 16
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784639009245

感想・レビュー・書評

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  • いやはや面白い。そして懐かしい。
    小・中学生の頃に歴史にハマり、「刀かっけー!」と若気のテンションと背伸びとで読んでみた本。(案の定中身はあんまり覚えていなかった…笑)
    ゲーム・刀剣乱舞をきっかけに、久しぶりに手にとりました。

    物が教えてくれる歴史は所有者の人物像や人間関係が濃く、とても興味深いです。
    刀剣に精通した作者の考察も楽しいです。
     正直なところ、私は美術品としての刀剣はあまり興味がなくよくわかりません…。
    歴史のワンシーンを垣間見せてくれるという意味で刀剣が好きです。この本は応えてくれますね。
    実物にお目にかかる際も、エピソードを知っているとゾワゾワと鳥肌が立ちます。いろんな意味で…。

    刀剣に対する愛着執着、その誇りとシンボル性、生み出される伝説・ストーリー…
    日本人に刻まれたアニミズム精神を感じますね。
    こういうものって、外国の方が読んだら共感できるのか気になります。

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著者プロフィール

福永 酔剣(ふくなが すいけん)
医学博士 元熊本大学助教授
主な編著書
『日本刀大百科事典(全5巻)』『刀工遺址の研究』『日本刀名工伝』『薩摩の刀と鐔』『日本刀物語』『首斬り浅右衛門刀剣押形(上下)』『刀鍛冶の生活』『古今鍛冶備考』『肥前の刀と鐔』『日向の刀と鐔』『日本刀の鑑定と研磨』『日本刀業物入門』『刀の偽銘』『日本刀鑑定必携』などのほか刀剣研究の編著書・論文を多数執筆。

「2023年 『皇室・武将と名刀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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