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- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641067547
作品紹介・あらすじ
本書では、経営をめぐる意思決定の問題が体系的に考察される。ここでは、誤解を招いてしまうくらい単純に聞こえる理論-ゲーム理論-から拝借した強力な分析道具が使用される。本書の目的は、ゲーム理論を用いて意思決定のプロセスを可能な限り体系的にまとめることである。すなわち、交渉や契約の策定などの多くのビジネス的状況に共通した特徴を解明する一般原理を探求することである。
感想・レビュー・書評
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下請けネットワークを組織する, Chapter 13
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経営上の様々な判断について、ゲーム理論的な解釈を与える本。
この解釈は一般的に考えられていることと異なることがあり、そこがとても面白かった。
例えば大企業はサプライヤーに価格変動のリスクを負担させるが、一般的には「搾取」と考えられている。
一方で本書ではこのシステムがインセンティブとしてサプライヤーに企業努力させるように仕向けているのだと説明する。
ちなみに本書は初版が1995年であるが、理論・応用例ともに今でも十分活用できるものであり、そこにゲーム理論の普遍性が感じられる。 -
336.1||M22||Ke 2冊所蔵
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数式にこだわらず、ゲーム理論の真髄を味わえる良書。
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