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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641136946
作品紹介・あらすじ
「人」を権利義務の主体として抽象的に見るのではなく、人格の主体、家族を有するものとして捉える。そのような厚みのある「人」「個人」を出発点として、家族法を考える。
感想・レビュー・書評
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財産法による比喩が所々にあり面白かった。
家族法という分野は政治や価値観に立法や解釈が左右され、純粋な法律論では済まず、種々の議論とは切り離せない場所にある。
本書は法律論を述べるだけでなく、立法論にまで踏み込んでいるが、限られた紙数の中で浅はかな記述になってしまっている。
得るものはあるが、何とも中途半端な作品詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親族法(相続法を含まない。)の教科書。親族法の諸規定を網羅的に説明するというスタンスは取らず,サブタイトルにある「女性と子どもの法」という観点からいくつかのトピックを取り上げて説明する形を取る。この試みにより,本書はとても読み応えのある,読んで面白い親族法のテキストとなっている。他方,試験対策などとしては細かい制度が頭に残りにくいのではないかと懸念される。
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