心理学をつかむ (TEXTBOOKS TSUKAMU)

著者 : 今井久登 平林秀美 工藤恵理子 石垣琢麿

• 有斐閣 (2009年1月15日発売)

感想・レビュー・書評

[TACK.Sさんの感想 · 2020年4月2日]

タイトル通り、「心理学とはどんな学問か」を掴むという趣旨で書かれている。それゆえ、ここはもう少し説明して欲しかったと思うところが少ない。

一方で人のココロにや行動にまつわるある問題が心理学のどの分野で主に議論されるかが分かるようになっており、また特に発達障害については事例が興味深く分かりやすく書かれている。

本書で心理学という学問についてイメージを掴み、もっと詳しい説明をして欲しいというところについては、それぞれの専門書を読むといいだろう。

著者プロフィール

東京女子大学教授

「2011年 『認知心理学　新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」