- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641220843
作品紹介・あらすじ
コンパクトかつわかりやすい記述でアメリカ政治の全体像を理解できると好評テキストの第3版。8年間にわたったオバマ政権期に生じたアメリカ政治の変化をふまえて全体を見直した。日本にとって依然として重要な存在であるアメリカをより深く知るために最適。
感想・レビュー・書評
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トランプが大統領にならなかったら本書を読む気にはならなかっただろう。
海の向こうに突然現れたジャイアン・トランプ。無理難題の言い分に我が安倍・のび太はついて行くのに困り果てているのが現状である。
こんな大統領が産まれるアメリカとは何なんだとの疑問が本書を読ませた。同じ民主主義国家と言えども日本とは相当違う。国家システムとは奥深いものがあることをあらためて感じた。
もとよりこの一冊でアメリカが理解できたとは思わないが入門書としてはわかりやすい本である。
2017年4月読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1183811 -
アメリカの政治(主に国内政治)を扱ったテキスト。第三版は、オバマ政権期までをカバーする。政治学のテキストというと、統治構造(本書では第Ⅲ部)や民主主義のプロセス(同第Ⅱ部)に重きが置かれがちである。しかしながら本書では、マクロ的特徴(同第Ⅰ部)や文化的・イデオロギー的側面(同第Ⅳ部)まで扱っている点が特徴。世界的インフレとFRBによる利上げに注目される今、個人的にはアメリカに特有の中央銀行制度である連邦準備制度も扱ってほしかった。
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312.53||K95||Am=3e