本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642050067
感想・レビュー・書評
-
蘇我四代の中でも蝦夷と入鹿についてより知りたいと思い日本史リブレット人に続いて購入・読了。
40年も前の内容ということでそろそろ言い古されたような部分と、やや時代を感じる部分もありましたが乙巳の変については初めて見る説もあり面白く読めました。
蝦夷・入鹿の名の易名説や律令以前の大兄制についてなど自分の思うものとは違っていたのでそこは気になりましたが説は説としてなるほどと思いますが、なるほどと思うことと自分の中で納得出来るかは別のことなので。
ここのところの蘇我関連の読書の理由が端的に言えば、入鹿があんな劇場型の暗殺で抹殺された理由がなんだったのかについて何かもう少し納得のできるものはないものかと思って探している気がしますが、そこはどの説も押しが弱いような気がします。まあそんなものかなとも思ってはいますが。
蘇我氏に関するものを読むにつけて、どこかを悪として処理しなければ前に進めない歴史上の事象について一つの方向性に決着させることのむずかしさを感じている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示