声と顔の中世史: 戦さと訴訟の場景より (歴史文化ライブラリー 231)
- 吉川弘文館 (2007年4月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642056311
作品紹介・あらすじ
名告、詞戦い、聞き逃げ、悪態祭り、「おらぶ」、売り声…。歴史の中で言葉はいかに発せられ、それはどのような働きをしたのか。訴訟や合戦での名のり、神仏への叫びなどを事例に再現。顔を隠す意味、詞の持つ力などを検証して、文字史料には残らなかった口頭伝達の世界に迫る。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
名告、詞戦い、聞き逃げ、悪態祭り、「おらぶ」、売り声…。
歴史の中で言葉はいかに発せられ、それはどのような働きをしたのか。
訴訟や合戦での名のり、神仏への叫びなどを事例に再現。
顔を隠す意味、詞の持つ力などを検証して、文字史料には残らなかった口頭伝達の世界に迫る。
[ 目次 ]
歴史の中の詞―プロローグ
訴の場景(古代の訴;中世の訴の場景)
声・詞の力と民俗(群衆の詞と平家のおそれ;詞の民俗)
ことばと文書の共生(声から文字へ、耳から文書へ;書から詞・耳へ)
顔はものをいう(顔と音声;顔を隠す;対面の民俗)
音声と文字、顔と平和―エピローグ
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