浦島太郎の日本史 (歴史文化ライブラリー 285)

著者 : 三舟隆之

• 吉川弘文館 (2009年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

昔話として全国で語りつがれてきた"浦島太郎"。時代とともに変化し愛されてきた物語を『日本書紀』や太宰治の作品など、各時代の文献から再検証。浦島説話の時代的背景に触れた、一味違った「日本の歴史」を語る。

感想・レビュー・書評

[osawatさんの感想 · 2021年5月23日]

ふむ

[かおるひめさんの感想 · 2017年10月8日]

ルーツは中国？
遥か昔、日本書紀や風土記の頃から、
口伝、文章等で受け継がれた「浦島伝説」。
宗教、思想等、時代の流れの波を受け、
変容して現在の形に至るまでの検証が
詳細に記されています。
狭くて広い日本、時代の長さを感じてしまう。

著者プロフィール

1959年東京都に生まれる。1988年明治大学大学院博士課程単位取得退学。現在、東京医療保健大学医療保健学部教授。　※2023年3月現在
【主要著書】『日本古代地方寺院の成立』、『丹後半島歴史紀行―浦島太郎伝説探訪―』、『古代氏族と地方寺院』、『古代の食を再現する―みえてきた食事と生活習慣病―』

「2023年 『古代寺院の食を再現する』 で使われていた紹介文から引用しています。」