古代天皇家の婚姻戦略 (歴史文化ライブラリー 359)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642057592

作品紹介・あらすじ

古代の大王や天皇・王族の婚姻の特質に、近親婚の盛行が挙げられる。ミコ・ヒメミコやキサキらの婚姻環境、東アジア諸王権や倭王権の国際婚姻にも説き及び、近代以前の日本の歴史を貫く古代王権の婚姻の実態に迫る。

感想・レビュー・書評

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  •  日本の古代王権における近親婚の盛行や王族・皇族の婚姻規制の変容過程を明らかにしている。5世紀以前の朝鮮諸王朝との通婚の可能性に言及している点が目新しい。国際比較や時代比較も行っているが、仮説・試案段階にとどまる。

  • 国際婚が意外だったなー

    もっと閉鎖的なんかと思ってた。
    いや、充分閉鎖的なんだがね。

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著者プロフィール

一九四六年東京都生まれ。東京都立大学大学院博士課程中途退学。専修大学教授。日本古代史。著書『日本古代の皇太子』(吉川弘文館、一九八五)、『可能性としての女帝』(青木書店、一九九九)、『日本の女性天皇』(小学館、二〇〇六)、『日本古代王権の研究』(吉川弘文館、二〇〇六)。

「2012年 『史料から読み解く三河』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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