松陰の本棚: 幕末志士たちの読書ネットワーク (歴史文化ライブラリー 437)
- 吉川弘文館 (2016年10月20日発売)
本棚登録 : 44人
感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642058377
作品紹介・あらすじ
幕末、古今東西の書物を読破し日本や世界の情報を収集した?読書魔?吉田松陰。彼にとって書物とは何だったのか。水戸学の代表作『新論』を求め続けた松陰の知的遍路や、獄中に記した『野山獄読書記』から松陰の思想形成の変化を追う。各地の志士たちとの書籍貸借が育んだ同志的ネットワークの展開にも迫り、書物を通して新たな幕末の姿を描く。
感想・レビュー・書評
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類似する研究はあったが、思想的背景よりも読書とそのネットワークから松陰の遍歴をたどる。野山の獄で松陰は一月に四十冊のペースで読書している。矢張り怖るべき巨人と言うべき。また、蔵書。読書遍歴からジャンル別に著書を整理して、一覧になっており、松陰の読書傾向が一目でわかるようになっている。誰でもできる研究だが、誰もしなかったのは何故かとも思われるが、ともかく、羨ましい研究。
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生年月日はあえて入れてみました♪
もしや気が付いて下さるかと思いまして。
同じ誕生日に歴史に名を残すひとがふたりも揃いまし...
生年月日はあえて入れてみました♪
もしや気が付いて下さるかと思いまして。
同じ誕生日に歴史に名を残すひとがふたりも揃いましたね。
それにしてもひと月40冊!!
ライトノベルではありません(笑)
どれも学問のための書物です。すごい学習意欲ですよね。
ふふ、きっとコメントを下さると思いました。
何と卒論が中江兆民だったのですか!
その頃から筋金入りの歴史好き・研究好き...
ふふ、きっとコメントを下さると思いました。
何と卒論が中江兆民だったのですか!
その頃から筋金入りの歴史好き・研究好きだったのですね。
松陰に関しては、歴史ドラマなどで見る限りほんの少しかすめる程度の登場の仕方です。
あれはあんまりですね。
今度はしっかりツッコミを入れながら見てやろうと思います(*'▽')