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- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642073493
作品紹介・あらすじ
最も有名な幕末の志士・坂本龍馬。薩長同盟・船中八策・大政奉還など、さまざまな功績を遺したとされているが、実際には何を成し遂げたのか。日本近現代史の大家が史料に基づきその実像に迫った決定版、待望の復刊!
感想・レビュー・書評
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小説のように龍馬に肩入れした筆致で、割り引いて読まねばならない点が惜しい。薩土の提携における龍馬の役割に丁寧にスポットを当てているのが特徴的。内憂外患による幕府の限界が、雄藩はもちろん徳川家自身にも自覚され、次の政体を模索していた経緯は、今日の日本国のあり方にすら通じる。船中八策は今日疑わしいとされるが、龍馬から離れて、また他書で読んでみたいテーマに思った。
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