神と獣の紋様学: 中国古代の神がみ

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642079303

作品紹介・あらすじ

古代の中国で、祭祀用の青銅器に飾られた神の像=獣面紋。自然に存在しない形で使われる虎の耳や水牛の角は、何を意味するのか。鳥神や人面をもつ神など、獣面紋の移り変わりを解説し、人々の信仰の姿を描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 大阪市立美術館 コレクション展
    愉快奇怪 神獣図鑑:中国古代篇 
    :やきもの編

    饕餮 辟邪 龍 鳳凰 獅子
    蟠螭文【ばんちもん】
    「龍」が絡み合って唐草状になったものを文様化したもの
    虺龍文【きりゅうもん】

    まずは中国青銅器の不思議な神獣たち
    好きな世界です(^◇^;)
    辟邪へきじゃは、鹿のような感じらしいけど
    展示の水滴はカエルみたくてこぢんまりかわいい?!
    カッコいい鳳凰や龍も!

  • 土地土地で生まれた原始宗教は、社会的統治を目的とする現在の宗教よりも国民性が表れているので、面白い。

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著者プロフィール

1925年、神奈川県生まれ。1950年、京都大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。京都大学名誉教授。2006年、没。
【主要編著書】『中国殷周時代の武器』(京都大学人文科学研究所、1972年)、『石に刻まれた世界』(東方書店、1992年)、『龍の話』(中央公論社、1993年)、『神と獣の紋様学』(吉川弘文館、2004年)

「2020年 『中国古代の神がみ〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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