伝説の将軍 藤原秀郷〈新装版〉

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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642083461

作品紹介・あらすじ

「俵藤太のむかで退治」で有名な藤原秀郷。平将門追討の立役者だった彼の姿は、後世に作られた英雄伝説によって、いかにして語り継がれてきたのか。将門の乱を中心に秀郷の足跡を辿り、西行・平泉藤原氏へと続く子孫の展開や秀郷の武芸故実などから、俵藤太説話の背景を探る。今もなお多くの人びとの心を捉える秀郷の実像に迫る好著を新装復刊。

感想・レビュー・書評

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  • 古代~中世の伝説的武将として名前が良く知られている藤原秀郷ではあるが、あまりよくその事績を知らないなと思い読んでみた。
    平将門は非常に有名ではあるが、それを取り巻く東国の藤原氏と藤原秀郷を祖とする武将群に関して論じた書。
    いかに多くの武家が藤原秀郷を祖とすることでブランディングしていたかということが分かり、興味深かった。

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。1973年、青山学院大学文学部史学科卒業。1981年、青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。現在、京都女子大学名誉教授 ※2022年6月現在
【主要著書】『伝説の将軍 藤原秀郷』(吉川弘文館、2001年)、『源氏と坂東武士』(吉川弘文館、2007年)、『源義家―天下第一の武勇の士―』(山川出版社、2012年)、『東国武士と京都』(同成社、2015年)、『源氏の血脈』(講談社学術文庫,2022年)

「2022年 『公武政権の競合と協調』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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