されど我ペルーを愛す

  • 読売新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784643971347

感想・レビュー・書評

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  • NHKのアナザーストーリを観てこの事件に関心を持った。その後、日本のよふけという番組を観た。

    「懐の深いところ、ネあかで寛容な性格がこの事件で良いように働いた」妻の直子さんが語る。ほんとその通りだと思った。

  • ペルー大使公邸人質事件当時、大使をしていた青木盛久氏と奥様の手紙のやりとりを中心にした、事件の回顧録。懐が深くユーモアに富む青木氏の人間性がよくわかった。しかも冷静沈着で失敗にもへこたれない。こうした人物だからこそ人質全員が生還できたのだと思った。非常に読みやすい文体にも好感を持った。183センチという身長とか、ヒゴモッコス=フジモリ大統領、リュウチャン=橋本首相といった暗号が面白くも、緊迫感を感じさせた。

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