風力鉄道に乗って (童話パラダイス 1)

著者 :
  • 理論社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652004715

感想・レビュー・書評

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  • 25年ぶり?に読んだ。懐かしい。
    子供のころ、私が読んだこの本を、母が読み、父も読んで、みんなで面白いね、と話していたのを思い出す。

    今読んでも、独特のユーモアがあって、斉藤洋らしさが溢れている。

    いま、小2の長男が斉藤さんのペンギン○○隊シリーズにハマっていたので、懐かしいこの本をついポチってしまった。
    いずれいっしょにこの本のことを話せたら嬉しい。

  • 私が本を好きになるきっかけを与えてくれた本でした。
    小学校3年生の夏、風の世界に夢中になりました。

  •  模擬テストに行くため、新宿で中央線の電車に乗ったはずなのに、何だか様子が変だ。
     マイケル・フォックスブラザーさんと遠山新三郎さんという、人間とキツネの兄弟、毛むくじゃらの車掌に、乗客の猫やカバ。
     風力鉄道はその名のとおり、ヨットの原理で進む鉄道だから、風がなければ止まるわけで……このままじゃ模擬テストに間に合わない…!

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     マイケル・フォックスブラザーさんと新三郎さん、いい兄弟だよ~。
     いい大人なんだけれど、子ども心を忘れてない。
     算数の答えが7.5人ていうのに納得いかない新三郎さんがかわいかった。

     あと、斉藤洋さんのお話て、各章のタイトルがすごく分かりやすいと思う。
     すごく分かりやすく、その章の内容を要約してる。

  • 斉藤洋ってかなーり読みやすく、どれもそこそこ面白い(すごく面白いのもたまにある)。このレベルを保ち続けているから、第一線で活躍してるのだろう。
    これもちょっとした現代文明批判になっている。
    主人公が中学受験を控えた少年という設定が、時代の変化に敏感な斉藤先生らしい。
    しかし小学生が突然2日間行方不明になったら、大騒ぎになると思うけど。
    まあ細かい突っ込みはしないでおこう。子どもはそんなこと気にしないだろうし。

  • 大切なことに気づかされる!

  • 古本で購入

  • 進学教室の模擬テストに通う渉くん、まちがえてヘンテコリンな列車に乗ってしまった。毛むくじゃらの車掌さん、キツネの顔、ネコの顔、つぎつぎ現れる不思議な乗客たち。車内には食堂車もあれば、おふろもある。どうなってんの、これは。

  • 不思議な旅のお話し。
    「世の中」と向き合いはじめる高学年の子供に読んでもらいたい。
    子どもより大人の方が、読んだ時に得る物が大きいかもしれません。

  • 佐々木マキさんが絵だったので(斉藤洋さも好きですが)読んでみたのですが、かなりツボりました。
    当時の自分も中学受験を控えてて主人公と重なるものがありました。
    お話はファンタジーでめちゃおもろいですよ!!
    めちゃオススメです☆

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。「どうわがいっぱい」シリーズの作品に、「もぐら」シリーズ、「ペンギン」シリーズなどがある。

「2022年 『がっこうのおばけずかん シールブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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