- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652005101
作品紹介・あらすじ
夜ひとりではセッチンにいけない、おくびょうな豆太。ところがある夜、目をさますと、ジサマがハライタでうなっています。豆太は夜道をすっとんで、イシャサマをよびにいきます…「モチモチの木」など、13のお話集。1967年に出版されて、日本の児童文学に新しい風を吹きこんだ『ベロ出しチョンマ』を2分冊。日本児童文学の歴史に残るロングセラーをA5判サイズで活字も新しくページもリニューアルしました。
感想・レビュー・書評
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猫丸さんのお勧め本です。
私の体調不良を心配して下さり、この作品集の中の
「なんむー病息災」
ー病気で寝ている小さな子へ
を教えてくださいました。
「なんむー病息災」はどういうお話かというと
元気すぎてあばれ食い、あばれ吞みをして短命であるよりも、病気のひとつほどはあっても、それがわが身をいたわるヨスガになるならそれこそかえって永生きの道。
というお話。
猫丸さんありがとうございました。
細く長く生きていきたいと思いました。
他は
「モチモチの木」
「一ノ字鬼」
「浪兵衛」
「五郎助奉公」
「ミコ」
「八郎」
「東・太郎と西・次郎」
「カッパの笛」
「ドンドコ山の子ガミナリ」
「ひいふう山の風の神」
「ひばりの矢」
文章にリズムがありオノマトペが面白かったです。
ストーリーも面白く、子ども時代に読みたかったと思いました。
絵は版画で迫力がありとても個性が際立っています。
「モチモチの木」
豆太はおくびょうで、夜セッチンにひとりでいけない。
モチモチの木に灯がともる晩。
豆太はみたいけどこんな冬の真夜中に、それもたったひとりでみるなんてできない。
その晩、爺さまがハライタをおこして、豆太はびっくらしてイシャさまをねまきのまんま、ハダシで村まで走ってよびにいったとき、モチモチの木をみた。
豆太はやさしくて勇気のあるこどもだ。 -
広大図書館から借りて読んだ。収録されている「もんがく」の中にワラヅトと呼ばれる物が登場してくる。十番目に生まれた婆さまは、家が貧乏だから、とても育てられないというので、ワラヅトに入れられ、入口の戸サ立てかけておかれた。首の骨がすわっていなかったんで、首が曲がって、そのまま成長したというのだ。ワラヅト、どこかで聞いたことがあるなあと思って調べた。2年くらい前、関心があって長崎街道を歩いていたときに、福岡県内野宿(うちのしゅく)で人家の玄関に飾ってあったのを思い出した。
2年前に撮影したものがこんなところでつながった。興味深い。
表紙もインパクトがありますが、中身のほうが、芸術的ですごいです。
でも、『モチモチの木』は私が子ども...
表紙もインパクトがありますが、中身のほうが、芸術的ですごいです。
でも、『モチモチの木』は私が子どものころから確かあったと思います。
体調は、この冬、色々検査を受けた結果、手術等しなくてすみました。
ご心配ありがとうございます。
よかったです。
急に暑くなってきていますので、体調の変化にお気をつけください(^^)
よかったです。
急に暑くなってきていますので、体調の変化にお気をつけください(^^)
ありがとうございます。
Manideさんも、お気をつけてよい一日をお過ごしください!
ありがとうございます。
Manideさんも、お気をつけてよい一日をお過ごしください!