だんだら山のバク博士 (理論社ライブラリー)

著者 :
  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652011287

感想・レビュー・書評

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  • 冒険もの!!っていうわけじゃないのに、
    晃がどうなっちゃうのかってドキドキ・ワクワク!
    登場人物の人選というか、キャラクターが魅力的な人ばかり。
    エピソードも、大人だからこそ楽しめる気がする。

  • バク博士が現れる夢の中と、現実との間を行ったり来たりしながら、いろいろな不思議なお話の世界に入っていきます。

    最初はトウキンセン様のお屋敷に行きます。
    バク博士夢研究所へも行きます。
    「大切なのは、おまえの時間の一瞬一瞬を、たしかに本物だとわかるように、しっかりと一生懸命、生きることなんだ。」

    教訓としてではなく、夢と現実の違いを気にすることよりも大切なことがあるという回答として語られるところにすてきで、不思議なものがたりの肝があるような気がしました。

    ps.
    子供に読んできかせるときに、ずっと「バグ博士」と呼んでいました。 夢を食べるバクという動物にたとえた名前なんですね。

  • 4-652-01128-8 237p 1997.6.? 1刷

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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