ティク・ナット・ハンの抱擁

著者 : ティク・ナット・ハン 高橋宣壽

• 理論社 (2008年6月7日発売)

感想・レビュー・書評

[nijinotaneさんの感想 · 2010年9月28日]

毎日読んで１年間を過ごすもよし、人生の四季を味わうもよし。無作為に開いて、そのページを１日の目標にするのもいいかもしれませんね。
写真がとても美しくて、気持ちがゆったりとします。

[momoko39さんの感想 · 2010年5月26日]

「私たちの時間は、ただ在ることのためにあります」「……存在する質が、行動の質を決めるのです。」

日々の業務におわれ、目まぐるしい思考の中に囚われてしまった心を、今、この瞬間に引き戻してくれる言葉が綴られています。

心に安らぎをもたらしてくれる本。

著者プロフィール

釈一行。1926年ベトナムに生まれる。禅僧、詩人、学者、人権活動家。「行動する仏教(エンゲージド・ブッディズム)」を提唱し、ベトナム戦争中の南北ベトナムの和解に尽力、1967年にM.L. キング牧師によりノーベル平和賞候補に推挙された。100冊以上の著書を世に問い、仏教の教えとその実践をわかりやすく説くことで広く知られている。
現在は南フランスのプラム・ビレッジを本拠地として、アメリカ、ドイツなど各地にリトリートセンターを設け、仏教の教えに基づいた学びと実践の指導を続けている。

「2011年 『味わう生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」