王さまレストラン (新王さまえほん)

  • 理論社
3.65
  • (4)
  • (7)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 126
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652200438

作品紹介・あらすじ

さあ、いらっしゃい。おいしいよ!おまけにただだよ!王さまがレストランをはじめました。ゆかいな王さまのおはなしのえほん。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • はじめは食べられないものばっかり出していたけれど、最後はおいしいものを出せて良かった。

  • 息子7歳1ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 

  •  王さまシリーズ読んだことある人
    いるのでは?
     ゆかいな王様のお話の絵本

     今回は王さまがコックとなりレストランを
    はじめました。

  • レストランをはじめた王さまが不思議な大変をしてとんかつの作り方を覚えます。
    その内容がとても楽しいです。

  • 王さまが自分で料理を作って庭でレストランを始める。
    ところが、めちゃくちゃに作るものだからコックも女中もみんな食べずに逃げていってしまう。
    そこへ、赤い目のうさぎがお客としてやってきて、花びらのサラダを食べたいと言う。
    用意出来なかったら王さまを食べちゃうぞ、と。
    そこで慌てて言われた花のところへ向かうと、花びらがちょうちょになって飛んで行ってしまう。
    ちょうちょはカエルの涙が飲みたいと言う。
    そこで、カエルに涙を流すように頼むと、カエルはヘビのから揚げが食べたいと言う。
    蛇に会ってもから揚げに出来る気がしない。
    冷蔵庫には何も入っていないと分っているけれど、言われたとおりに冷蔵庫を開けると材料があった。
    はやく自分を上手に料理してくれと言うが、王さまは怖くて料理が出来ない。
    そうしているうちに蛇が自分で小麦粉を用意してから揚げになってしまう。
    王さま揚げもおいしそうだなあと言ううさぎ。
    蛇のから揚げは熱いうちに、と自らカエルの口に飛び込む。
    おいしさのあまり涙を流すカエル。
    カエルの涙を飲んだちょうちょは花びらに戻り、うさぎが王さまを食べずに、花びらのサラダを食べる。
    王さまは気を取り直して、今度こそはちゃんとした手順で家臣たちにトンカツをごちそうするのだった。

    もともとある話を絵本用にアレンジしたものだとか。

    王さまアゲを食べちゃうぞといううさぎが怖い…。
    自らから揚げになってもまだ喋れる蛇がなんともファンタジック。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

寺村輝夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×