シートン ショートセレクション 森の物語 (世界ショートセレクション 14)

著者 : アーネスト・トンプソン・シートン 今泉吉晴

• 理論社 (2020年1月22日発売)

作品紹介・あらすじ

野生動物の観察、記録から、人と動物の間を世に伝えたナチュラリスト・シートン。野生はどこでも育つと感じられる「森の物語」や野生動物の芯の強さを描いた「ロボ クルンパのオオカミ王」など５編を厳選し新訳でお届けする。

感想・レビュー・書評

[kuroayameさんの感想 · 2020年3月6日]

ロボ　クルンパのオオカミ王
人間と狼の戦いが臨場感溢れていた。

[かとのひもさんの感想 · 2020年7月19日]

表紙はヨシタケさん、本文にはシートン先生のイラスト付き！！

｢母さんコガモと陸路の旅｣
10羽のコガモを連れたカモのおひっこし。
旅には危険がつきものなのだ。母さんにサプライズあり。

｢森の物語｣
ストーリーテラーでもある科学者がいることに、私たちの幸運を思う。

｢開拓地のせいかつ－ 母さんヒツジの本能を引き出す－ ｣
熟練羊飼いの知恵。おじいさんは、慌てない。

｢飼われた動物の野生｣
家畜やペット、そして私たちの中にある野生の熾火。

｢ロボ　クルンパのオオカミ王｣
誇り高いオオカミの物語。何度も読んでしまいます。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2024年3月23日]

NDC分類 K480

「野生動物の観察、記録から、人と動物の間を世に伝えたナチュラリスト・シートン。野生はどこでも育つと感じられる「森の物語」や野生動物の芯の強さを描いた「ロボ クルンパのオオカミ王」など５編を厳選し新訳でお届けする。」


収録作品
母さんコガモと陸路の旅
森の物語
開拓地の生活ー母さんヒツジの本能を引きだす
飼われた動物の野生
ロボ　クルンパのオオカミ王

[磐城高校図書館さんの感想 · 2021年12月1日]

480-S
閲覧

[chokokupoさんの感想 · 2021年5月27日]

シートンの短編集
母さんコガモと陸路の旅
　生まれてすぐの10羽の子どもカモを、子育てする池へ移動させる母の物語。無事に辿り着けますようにと祈りながら読む
ロボ　クルンパのオオカミ王
　類稀なるリーダーの才能を持つオオカミ、素晴らしい能力と認めるなら、なんで殺したんだ、卑怯な罠で貶めるなんて、シートンにもがっかり。

著者プロフィール

１８６０年、イギリス北部の海岸町に生まれる。５歳のとき、一家がカナダへ渡り、幼いシートンは美しい自然やそこに生きる野生動物たちを愛するようになる。主な著書に「私の知る野生動物」、「ハイイログマの一生」、「野生動物の生き方」、「旗尾リスの物語」などがある。

「2023年 『シートン動物記　ロボ－－カランポーのオオカミ王ほか』 で使われていた紹介文から引用しています。」