ゲーテショートセレクション 魔法つかいの弟子 (世界ショートセレクション 17)
- 理論社 (2021年3月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652204122
作品紹介・あらすじ
「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」などで知られ、疾風怒濤(文学革新運動)期の代表的存在であるドイツの文豪、ゲーテ。内に抱えた「魔性」に注目した彼の、理性では制御できない、感情や衝動が感じられる作品群の新訳。
感想・レビュー・書評
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面白かったです。ファンタジーの入口として良かったです。どの場面も、なにかしらに影響を与えているなと感じました。
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児童向けに訳されたゲーテのファンタジー作品集。
短編3篇と、物語詩6篇。
<収録作品>
魔法使いの弟子/新・パリス/魔王/最初のワルプルギスの夜/新・メルジーネ/トゥーレの王/コリントの花嫁/メルヘン/宝ほり -
文豪ゲーテの短編と物語詩が収録されています。ゲーテの物語詩は多くの音楽がその詩にあわせて作られています。収録作品の6編の物語詩は読むと音楽が流れてきそうです。元祖ファンタジー作家のコンセプトで、まとめられています。異国の物語や神話が大好きな人にはオススメかもしれません。切ない恋物語もあります。人間の業の深さや愚かさを知るとともに異文化の相互理解は難しい、ハードルが高いなと感じました。音楽を楽しむ意味合いで、物語詩に触れると言うのもいいかもしれません。
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2023/11/20
941||ゲ (3階文学)
ドイツの文豪ゲーテの名作が1冊にまとまりました!
ショートセレクションのいいところは、1つに100ページもないのでとっても読みやすいというところ。
『魔法つかいの弟子』はなんとたったの9ページ!
電車時間の合間や、おやすみ前、ちょっとしたスキマ時間
に1編などいかがでしょうか?
世界ショートセレクションはゲーテ以外にも、コナン・ドイルやチャペックなどもあるので、ぜひ好みの作家さんを探してみてください♪ -
イメージがわかない
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子ども向けなので知識としてサラッと読むにはいい。
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知っておかなければ分からない基礎知識というのが、私は不足しているなあと思った。
宗教的なこととか、言い回しとか。
なかなかです。