全員を聞く子どもにする教室の作り方

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  • 黎明書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784654018734

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  • 当たり前のことを考えさせられた

  • [読書]3 全員を聞く子どもにする教室の作り方 多賀一郎(2012)

    第1章 「聞く」ことの大切さと学級づくり
    第2章 「聞く」指導で押さえておきたい七つのこと
    第3章 どうすれば「聞く」子どもたちを育てられるか
    第4章 「聞く子ども」に育てるための教師の話し方
    第5章 色々な学習活動を、「聞く」視点から見直す
    第6章 「聞く」力をつける学習ゲーム
    第7章 聞くことに視点をあてたグループエンカウンターで、クラスが聴き合う
    第8章 ふだんの授業で「聞く」ことに焦点をあてる
    第9章 「聞く」だけで子どもが変わる絵本の読み聞かせ
    第10章 「聞く」ルールのある学級づくりをする
    第11章 「聞く力」はこうして評価しよう
    第12章 一人一人の子どもの聞く姿に、どう対応していくか




    ふなっしーさんのインスタを見て、自分の現在の課題と重なるところがあるので購入してみました〜

    担任を引き継いだその日に、「の課題の一つだよ」と教えてもらった。
    そして、「聞く子どもを育てる指導」は私自身の課題でもある。

    教師にとって、「子どもが教師の言葉を聞く」ということは、学級経営をスタートするための最低条件なのです。(はじめに)

    「聞く」ことの指導は、「躾」ではない(第2章)

    強制的に聞かせるということは、子どもを縛り付けることの一部なのではないかという迷いから中途半端な指導をしてしまう。そしてその裏には、自分が上手に話すことができない、子どもたちが手を止めて静かに聞くに値する話をできていないという言い訳でもあるなぁと改めて反省しているところでもありにゃす。

    「聞く」ことの心構えや価値を知る。楽しく練習、いつの間にか聞くことができる子どもたちが育つ。
    「人が話しているときは最後まで聞く」「聞こうとする気持ちを持って、話しやすい反応をする」いい習慣をつけたいものでございにゃす。

    聞けない子どもを「集中力がない」の一言で終わらせず、(中略)教師自らがさまざまなバリエーションを持つことが大切。
    子どもに聞くことを教える前に、まず、教師自身から子どもの声を聞くようにするべきです。(おわりに)

    後期、意識し、実践しよう。

  • 「聞くことのできる子どもを育もう」
    学習の中で、「話す・聞く」指導が盛んに進められている。
    その活動を重ねてみると「聞く」ことが疎かにされていたことに気付き始めて手にした1冊。
    聞くことの大切さ、聞くことの指導方法、聞くことへの声かけなど、具体的な実践例が多く書かれている。
    本書にもあるが、話し手が学級の仲間を「伝えたい相手」と思えるようにしていかなければ、話す力は伸びない。
    自分がぼんやりと思っていたことに道筋が見えた1冊。

  • 【今日の一冊】375||T14
    聞く子ども達に育てることが出来れば,学級も授業も飛躍的に良くなる!教師の姿勢から授業の工夫まで,聞ける子どもの育て方のノウハウをわかりやすく紹介。
    http://www.auelib.aichi-edu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00595696&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

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著者プロフィール

多賀一郎(たが・いちろう)
教育アドバイザー。神戸大学附属小学校を経て私立小学校に永年勤務。追手門小学校では8年間にわたって、若手教師の育成を手がけてきた。全国各地の学校現場に入って、指導するほか、親塾や絵本の会なども主催している。

「2022年 『教師の育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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