ウクライナ侵攻はなぜ起きたのか:国際政治学の視点から

  • 早稲田大学出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784657230027

作品紹介・あらすじ

 世界を変えたロシアによるウクライナ侵攻。気鋭の国際政治学者たちが侵攻の誘因を考察するとともに、いままさに進行中のこの事象の歴史的評価に果敢に挑む!

【推薦の言葉】
「国際政治学の英知を結集して侵攻を多面的に分析した一冊」服部倫卓(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授)
「時事解説や感情的反応を脱し、ウクライナ侵攻の深層に迫る試み」浜 由樹子(静岡県立大学国際関係学部准教授)

感想・レビュー・書評

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    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/571020

  • おすすめ資料 第559回 感傷や感情に流されず、物事を多角的に見るために(2023.07.14)

    本書は、国際政治学の立場からウクライナ侵攻の誘因について科学的な検証を行っています。

    玉石混交の情報が入り乱れる現代において、適切なソースから情報を得て、感傷や感情に流されず、物事を多角的に見ることは、自らを守る術だと考えています。

    報道だけを見て、ある事象の善悪を断じるのではなく、それがなぜ起きたのかを検証する、そのためにこういった学術書が役立ちます。


    【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
    https://library.kobe-cufs.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BK00361061

  • 東2法経図・6F開架:319.3A/Mi87u//K

  •  小論集と座談会。書名に即する内容は一部で、その中でも論者により焦点が異なる。ただ露のNATOやOSCEへの警戒感、経済制裁やミンスク外交の失敗、更にはウクライナの反露政策やプーチンの非合理性など、本書全体を通せばマクロからミクロまでよく言われる要因は挙げられている。
     ほか、2人の論者は開戦後独を含むEUの政策転換と対露経済制裁は中長期的にはある程度は奏功するだろうと指摘。またウクライナ側の「水の武器化」と国際人道法との関係への指摘は新鮮だった。

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