卡子【チャーズ】の検証

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  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750308784

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  • 日本の教科書に「国共内戦」はさらりと書いてあるがWW2後、最大の内戦(ヴェトナム戦争よりはるかに大きい)である。中国残留孤児をテーマにしたNHK大河ドラマ『大地の子』の前半は遠藤誉の体験を不器用に焼きなおし、誤解と矛盾に満ちているという告発。遠藤書の文庫版(天津篇を書き足した決定版)も山崎豊子原作書と同じ文藝春秋から出ている。米国の援助を受けた国民党に対し、共産党は農民に目に見える恩恵を「解放区」に与える方針で(富農から残虐に略奪し)大陸を制圧し…三年大飢饉の責で退いた毛沢東は文化大革命という武力闘争で復権…

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4750308781
    ── 遠藤 誉《〓子(チャーズ)の検証 19970115 明石書店》P130(注8)
     

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著者プロフィール

1941年中国吉林省長春市生まれ。1953年帰国。東京福祉大学国際交流センター長。筑波大学名誉教授。理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『チャイナ・セブン 〈紅い皇帝〉習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』『卡子(チャーズ) 中国建国の残火』(以上、朝日新聞出版)、『完全解読 「中国外交戦略」の狙い』(WAC)、『ネット大国中国――言論をめぐる攻防』(岩波新書)、『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』(日経BP社)など多数。

「2015年 『香港バリケード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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