ブラジルを知るための55章 エリア・スタディーズ

  • 明石書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750314150

作品紹介・あらすじ

世界を虜にしたボサノバの魅力,「シネマ・ノーヴォ」以後の現代映画の底力,ブラジル風ジョークの楽しみ方,ストリート・チルドレン問題など,“サッカーとカーニバル”の国ブラジルをさらに深く知るための55章を収録した必見ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • ブラジル人作者のブラジル讃歌がちょっと鼻につくことがあるのと、ブラジルを褒めるだけでなく、同じシリーズのペルー版のように、もうちょっと歴史などにも触れて欲しかったな。巻末の参考資料は役に立ちそう。

  • 日系ブラジル人の紹介するブラジルの多面性。内容は薄いが情報の幅は広く,参考になりました。ちょっと内容が古いなぁと思っていいたら,実は今年2月に改訂版が出ていたみたいで。。。全面改訂なら買おうかなぁ。人種の坩堝だけど差別もジョークになる風土というのは,日本からはちょっと想像できません。行かねば。

  • ブラジルに行く前に読むとさらに興味が湧いてくる。
    ブラジルの常識を知っておくにもよく、現地で恥をかくのは防げるはず。

  • カーニバル、コーヒー、サッカー、アマゾンだけじゃない!文化、政治、庶民の暮らし・・・現地在住の日系人が生活者の視点で紹介。現在のブラジルを知るために参考になります。

  • 導入編としてはとてもよい。

  • ブラジルを知りたくて4冊の本を買ったうちの1冊。サッカー、F1、アマゾンなどがすごくしっているくにである。しかし、ブラジルにはもっとすごいことがある。黒人・白人なんて関係ない人種の坩堝。もっとしってみたくなった。この本は、そんなブラジルを55章にわけて、簡単に説明している。ブラジル入門書としてもっともいい本であろう。

  • カポエイラをはじめてブラジルが身近になってきたため、チョットお勉強。読みやすい。 2006.10月

  • 各国「知るための…」シリーズ、ブラジル編

  • そこまでおもしろくはないんだけど、軽いエッセイ集みたいな感覚で読めちゃう本。

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著者プロフィール

 ブラジル・サンパウロ市生まれの日系3世、自称「在日ブラジル人1世」。ひいきのサッカー・チームはサンパウロFC。サンパウロ大学ジャーナリズム学科卒業後、Abril出版社勤務。1990年に国費留学生として来日。新潟大学大学院および東京大学大学院を経て、在日ブラジル人向けのポルトガル語新聞の編集長を3年間務める。日伯の移民やメディアを研究するかたわら、ジャーナリストとしても活動。日本各地で日本人市民やブラジル人住民を対象に国際交流や共生をテーマに数多くの講演を行う。2004年より武蔵大学社会学部メディア社会学科専任講師、2007年より准教授。
 著書(共著)として、『移動する人びと、変容する文化——グローバリゼーションとアイデンティティ』(御茶の水書房、2008年)、『テレビニュースの解剖学——映像時代のメディア・リテラシー』(新曜社、2008年)、『トヨティズムを生きる——名古屋発カルチュラル・スタディーズ』(せりか書房、2008年)、Transcultural Japan: At the Borderlands of Race, Gender, and Identity(Routledge Curzon, 2008)、『叢書グローバル・ディアスポラ6 ラテンアメリカン・ディアスポラ』(明石書店、2010年)など、多数。なかでも、皆さんに最も読んでいただきたいのは、在日ブラジル人向けの雑誌ALTENATIVAに連載しているポルトガル語のコラムである。

「2010年 『ブラジルを知るための56章【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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