DV・虐待加害者の実体を知る

  • 明石書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750328904

作品紹介・あらすじ

DV・虐待はなぜくり返されるのか。社会的通説に隠れ虐待を重ねるDV加害者の心理を暴き、その行動・手口を読み解く。被害者にならないため、またDV加害者から逃れるためにはどうすべきか、具体策を提供する画期的な書。

感想・レビュー・書評

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  • これはかなり加害者像を知る参考になる

  • 認知が歪んでいる。でも、それは何故?

  • DV加害者について、最も詳細に書かれている本のような気がする。筆者はアメリカでDV加害者カウンセラーをしているので、本に書かれている事例はアメリカのものだけれど、DV加害者の心には国境は無いことがよくわかる。
    人種も宗教も関係ない。
    DV加害者男性の考え方が、よーくわかりました。
    女性は世界最大のマイノリティ集団なのかも、と、つい思ってしまった。
    DVにおける加害者の心理がこれでもかと、詳細に説明されている。
    DVは加害者の原因が全てで、被害者には罪は無い。その解説にはブレが無く、とても理にかなっていると思う。
    しかも筆者は男性。DVに関して「被害者の方(往々にして女性)も悪い」と思っている殿方にこそ読んでいただきたいなー。

  • 是非今DVや虐待に悩んでいる人に読んでもらいたい。
    虐待には身体的なものだけではなく、精神的なものも含まれます。

    そして、自分はDVなんて関係ないと思っている人にも読んでもらいたいです。
    この本を読むことで考え方が変わると思います。

    本当に社会全体に、本当の意味での<平等な世界>が広まってくれるのを願っています。

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著者プロフィール

DV加害者専門カウンセラー、臨床スーパーバイザー、監護権評定者、子ども虐待調査官などを歴任。米国マサチューセッツ州にて1000人を超える加害者のケースに関わる。他にもDVがある家庭に育った10代男子のためのグループ活動を行なったり、女性の人権問題などでも精力的に活動。主な訳書に『DVにさらされる子どもたち――加害者としての親が家族機能に及ぼす影響』(金剛出版、2004年)、『DV・虐待にさらされた子どものトラウマを癒す――お母さんと支援者のためのガイド』(明石書店、2006年)

「2008年 『DV・虐待 加害者の実体を知る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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