スペインのガリシアを知るための50章 (エリアスタディーズ88) (エリア・スタディーズ 88)
- 明石書店 (2011年3月7日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750333373
作品紹介・あらすじ
キリスト教の3大聖地の1つ、サンティアゴ・デ・コンポステーラで有名なスペイン北西部のガリシア地方。大西洋に面し、降雨の多さから緑に恵まれ、文化的にはケルトの影響も残る。「情熱の国」のイメージとは全く違った知られざるスペインの魅力を紹介する。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
スペインの1地方であり自治州であるガリシアについての1冊だ。
はじめにの記述が非常に興味をそそる。「青い空、光り輝く太陽、白壁の家、そして闘牛とフラメンコ」のアンダルシア…ではない。「謎の民族、由来不明の謎の言語、司馬遼太郎の『南蛮のみち』」として知られるバスク…でもない。「サグラダ・ファミリア聖堂と地中海の光あふれる芸術の都バルセロナがある」カタルーニャ…でもない。北西部のケルトと謎の地方、ガリシアである。
州都サンティアゴ・デ・コンポステーラは、ローマとエルサレムとともに、キリスト教の三大聖地のひとつだ。
ガリシア人はスペイン人としてのアイデンティティと、ガリシア人であるというアイデンティティが共存しており、これは日本人とは違う感覚だ。
「リアス式海岸」の由来はガリシアだ。またフィデル・カストロなどはガリシア人移民2世だとか。
教養を広める本として、非常に面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほったらかし
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