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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750335728
作品紹介・あらすじ
参加国に悲喜こもごもの反応をもたらしてきたPISA。PISA2000以降、世界ではどのような学力政策が実行されてきたのか。「公正」「卓越性」をキーワードに、海外8カ国での現地調査を分析、学力政策を比較検討する。日本の学力政策を検証する「国内編」の姉妹編。
感想・レビュー・書評
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各国の学校制度を比較する講義を受けて感じたのは、PISAというものが良くも悪くもかなり影響を与えていたということだった。そこでPISAがもたらした影響を横断的に扱う本書を読むことにした。
社会学のアプローチの仕方「公平性」と「卓越性」を軸に、どのように各国の教育政策が変化したのかをとりあげ、最後にその変化に共通する大きな流れを考察する。単に教育の問題だけでなく、経済や福祉の問題も絡まっている深刻な問題だと改めて感じさせられる。
単なる比較教育学のテキストではなく、タイトル通り、比較社会学なのだ。
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