番犬の流儀――東京新聞記者・市川隆太の仕事

著者 :
制作 : 東京新聞市川隆太遺稿集編纂委員会 
  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750342153

作品紹介・あらすじ

54歳で突然この世を去った東京新聞の反骨記者・市川隆太。「こちら特報部」で反共謀罪キャンペーンを展開し世論をリードして廃案に追い込むなど、権力を監視する「番犬(ウオッチ・ドッグ)」を生涯貫いた。報道の危機が叫ばれる中、あらためて市川氏の仕事を振り返り、ジャーナリズムの本質を問う。

著者プロフィール

1960年2月神奈川県鎌倉市生まれ。1982年3月早稲田大学政経学部経済学科卒業後、テレビ東京を経て1987年に中日新聞社に入社。東京新聞横浜支局を皮切りに、東京本社社会部で司法担当や事件遊軍などを歴任。共和汚職事件や金丸脱税事件、ゼネコン汚職事件などを取材した。2005年からは特別報道部に移り、反共謀罪キャンペーンを展開。2006年の日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞大賞を受賞した。川崎支局長を経て2012年7月に北陸本社報道部長に就任。金沢から特定秘密保護法案や集団的自衛権の行使容認を急ぐ安倍政権の「戦時法制」を厳しく批判。2014年7月14日永眠。

「2015年 『番犬の流儀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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