世代問題の再燃――ハイデガー、アーレントとともに哲学する

著者 :
  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750345819

作品紹介・あらすじ

死と誕生から、死を超えるものとしての〈世代〉へ。ハイデガーとアーレントとともに思索を重ねてきた著者が、3・11以後に再燃した世代問題を、哲学の可能性へ向けて解き放つ。本書は、「世代」を軸に、教育、建物、技術、労働といった現代日本のテーマに取り組む。

著者プロフィール

1962年埼玉県生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同博士課程中途退学。東京大学文学部助手、東京女子大学文理学部専任講師、助教授、教授を経て、現在、東北大学大学院情報科学研究科教授。博士(文学)。専攻は近現代ドイツ哲学、現代における哲学の可能性。著書に、『死と誕生──ハイデガー・九鬼周造・アーレント』(東京大学出版会、第21回和辻哲郎文化賞・学術部門受賞)、『死を超えるもの──3・11以後の哲学の可能性』(東京大学出版会)、『世代問題の再燃──ハイデガー、アーレントとともに哲学する』(明石書店)、『現代の危機と哲学』(放送大学教育振興会)、共編著に、『ハイデガー読本』『続・ハイデガー読本』(法政大学出版局)、訳書に、ハイデッガー『ブレーメン講演とフライブルク講演 ハイデッガー全集第79巻』(創文社)、アーレント『活動的生』(みすず書房、第52回日本翻訳文化賞受賞)、ニーチェ『愉しい学問』(講談社学術文庫)、など。

「2018年 『ハイデガーと哲学の可能性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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