男性の繊細で気高くてやさしい「お気持ち」を傷つけずに女性がひっそりと成功する方法
- 亜紀書房 (2023年11月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750518213
作品紹介・あらすじ
【推薦】竹田ダニエルさん(Z世代ライター・研究者)
男社会がバカバカしいと感じるのは、自分だけじゃなかった──
アホらしい世の中を生き残るための爆笑処世術
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★アイディアを盗まれたら「私が言いたかったことを明瞭にしてくれたのね」と返しましょう!
★キーボードは強めに叩きましょう。うるさいほど「仕事ができる!」と思われますよ。
★深夜に仕事のアイディアを共有すれば「なんて働き者なんだ!」と感心されるはず!
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〈 Yahoo!やGoogleで働いたあと、コメディアンとなったサラ・クーパーがつづる女性たちに贈るエール 〉
男性が気づかない、女性の「職場あるある」を豊富なイラストで風刺!
「男性社会のサバイブ術」を笑い飛ばしながら、男性社会に過剰適応するよりも「自分が目指したい生き方」を貫くことの大切さに気づかされる、女性を応援する一冊が登場!
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本書では、女性がいかにして夢を実現し、キャリアで成功を収め、リーダーになるのかをご説明します。
男性が今やっているマンスプレイニングを終えたらすぐ始めますので、少々お待ちくださいね。
ご心配はわかります。彼らのマンスプレイニングって永久じゃないかと思うくらい長く続きますよね。
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……はい、というわけで、本書は「男性が話したいだけ話し終わるのを辛抱強く待っている間に落書きをする空白ページ」をご用意しております。
それだけでなく「男性のように語りながらも女らしさを失わないコツ」「男性を脅かさずにできる女性向けリーダーシップ戦略」をお教えしたいと思います。
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女性のみなさん、本書から得た知識で武装しましょう。
あなたの成功と幸せのために何が必要か、日頃の振る舞いを思い返しながらお読みください。
感想・レビュー・書評
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こんな本を待ってた。くすくす笑いながら楽しく読んだ。
共感するって楽しい体験。
共感する相手が、自分の想像の上をいくパンチを繰り出しているならなおさら。
皮肉が気持ちいい。こんな本が増えるといい。
でも日本では礼儀?と思ってフツーにやってることメッチャあるなと、自分の忖度にも気付かされて冷や汗。そういう意味でも自分を客観視できていい本だと思う。
映画の「バービー」でもアメリカの女性の賢さと凄さに唸ったけど、この本にも同様のことを感じた。
アメリカとてなかなか女性は生きづらいのだけど、この跳ね除け方が、日本人にはないところなんだよね。むしろ読んだらこうすればいいのねと思っちゃう人がいないかな?と心配してしまう。
日本人の書き手がこんな本を書いてくれたらうれしいな。今後に期待したい。がんばれZ世代!
これはオススメです!
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完全なるマンスプレイニングのパロディ。アメリカンコミックタッチのふざけたイラスト。笑った。そして、これをギャグとして読める自分の環境に感謝している。
賢く見える数学用語とアクロニム(頭字略語)、英語の勉強になった。使う機会はなさそうだけれども。 -
皮肉が効いていてめちゃくちゃ面白かった。女性が成功するのは無理ゲーすぎる内容笑
この本で書かれていることは大なり小なり女性は感じたことがあるはず。
職場の男子はだいたいハルクだと思って接していかないとね笑 -
延々と皮肉が続いて嫌になるけど、男性を気にすることが本当にバカバカしいと思える。大事なのは196ページから。私たちは思うままに怖い女にも怖くない女にもなれる。
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ユーモア溢れる語りと絵でスラスラ読める。
セクハラを許そう!大嘘
なんだけど、
これを冗談として、じゃあ
怖い女としてどうたち振る舞えばいいか?
という基礎的なところも一応はあっても
いいかなと思った。
でもおもしろくて良書。